横たわるバッカスの巫女 彫刻美術の最盛期であり、一流彫刻家が競い合う18世紀において、常に頂点であったクロード・ミッシェル・クロディオン。彼は斬新なモチーフと独創的な作風で、独自の世界を確立した。中でもこの作品は、神に仕える巫女が踊りを捧げ、疲れをいやすために太鼓に横たわる姿を鋭く捉えたもので、清純な乙女の美しい肢体を格調高く表現した。サチロスとバッカス。共に時代の名作である。 作品データ クロード・ミッシェル・クロディオン作18世紀 原型・大理石復刻・ブロンズ純金二重張り 高さ32cm 幅52cm ベルギーSAIコレクション原型所蔵 展示作品一覧 こちらで紹介している作品はルーブル彫刻美術館に展示されている作品の一部です。他にもたくさんの展示品がありますのでぜひ当館にてご覧下さい。 [list_1] [list_2] [list_3]