鑑賞の楽しみ方
展示作品について
当館の展示作品はルーブル美術館をはじめ、大英博物館、メトロポリタン美術館など数多くの作品を展示しております。展示作品は実物より直接型取りし、大きさ、傷ひとつに至るまで実物と同じように作られた復刻作品です。本家パリ・ルーブル美術館の美術部技術陣が総力を結集して完全復刻した貴重な作品をじっくりとご鑑賞下さい。(※カイロ博物館のツタンカーメンだけ模刻なります。)
展示作品 原型所蔵先名
- パリ・ルーブル美術館
- 大英博物館
- メトロポリタン美術館
- ベルリン美術館
- パリ・国立近代美術館
- パリ・オルセー美術館
- パリ・ロダン美術館
- ローマ国立博物館
- イタリア・ヴァティカン美術館
- イタリア・カピトリーノ美術館
- リール美術館
- エルミタージュ美術館
- ニース・シェレ美術館
- ヴァティカン宮殿
- フランス・ベルサイユ宮殿
- ローマ・サンピエトロインヴィリンコリ聖堂
- コルベーユ・ノートルダム聖堂
- フランス・サン・レミ教会
- フランス・マルメゾン城
- パリ・リュクサンブール公園
- パリ・グルネル通り
- ベルギーSAIコレクション
西洋彫刻と仏像彫刻の融合
ルーブル彫刻美術館の運営・管理は同じ敷地内にある真言宗別格本山 大観音寺が行なっています。そのためパリ・ルーブル美術館の作品1,300点の他にも、西洋の彫刻に対照的な仏像などの展示もしております。ルーブル彫刻美術館ならではの西洋彫刻と仏像彫刻の融合をぜひお楽しみ下さい。
親子で楽しめます
お子様と一緒にアートに触れて頂くことで、お子様の感受性を育み、親御さんは学生時代に学んだ美術史の復習して頂けるという楽しみ方もございます。教科書にも登場する有名な彫刻作品がズラリと並ぶ当館で、親子で鑑賞しながら作品に対する純粋で率直な感想や疑問など、親子での会話を楽しんで頂き、ぜひお子様の感性を伸ばしてあげて下さい。
雨天でも気にせず、ゆっくりお出かけして頂けます。
十一面千手千眼観世音菩薩座像
当館中央に安置されている千手観音菩薩は、実際に手が千本ある非常に希少で珍しいもので、千手観音座像としては世界最大の大きさを誇ります。
十一面の意味
位置 | 面 | 意味 |
---|---|---|
正面 | 本面 | 本体の顔 |
正面上3つ | 慈面 | 優しい顔・楽を与える |
左3つ | 瞋怒面 | 厳しい顔で、行いの悪い衆生を仏道に向かわせる |
右3つ | 白牙上出面 | 口から牙を出し、行いの良い衆生に仏道を勧める |
後ろ | 大笑面 | 大笑いして、行いの悪い衆生の悪行を減らす |
頂上 | 仏面 | 悟りの表情(阿弥陀如来) |
十一面千手千眼観世音菩薩の持ち物
中央 | 中は合掌手・右手は神通力を秘めた神聖な法具「錫杖」 左手は貧困・怒り・無知を降伏させる「鉾」 |
---|---|
左手(向かって右) |
|
右手(向かって左) |
|