聖母子
(ポール・ルッセル作)
救世主キリストを精霊によって宿した聖母、マリア。イスラエルのダビデ王の子孫である彼女は、ある日、天の使者によってキリストの母となることを知る。出生前から神の母としての運命を定められた彼女は、特別な恩恵を受けてこの世に生まれ、地上での生涯を終えたのち、その身体も天に召された。清浄な処女として崇拝された女性の、慈愛に満ちた表情が冴える作品である。
作品データ
ポール・ルッセル作 | 15~16世紀 |
原型・大理石 | 復刻・ブロンズ |
高さ119cm | パリ・ルーブル美術館原型所蔵 |
展示作品一覧
こちらで紹介している作品はルーブル彫刻美術館に展示されている作品の一部です。他にもたくさんの展示品がありますのでぜひ当館にてご覧下さい。