Collection

オーセルの婦人像

ギリシアの彫刻家たちは紀元前7世紀に初めて大きな石像を作り始めた。それは、紀元前10世紀にギリシアで作られていたテラコッタやブロンズの小像から発展したものである。この作品で、芸術家は彫刻の概念を小さくて持ち運べる小像から、後のギリシア美術でよく知られているような大きな自立像へと変えた。高さ1m弱のこの初期の作品では、かつらのようなパターン化された髪型や、正面性の強い硬いポーズにエジプト美術の影響が認められる。彼女は模様のある長い胴着(ペプロス)と小さなマントを羽織り、幅広のベルトを身に着ける質素な装いである。右手は胸に当てられ、敬意を表している。神域に奉納するために作られたこの「コレー」と呼ばれる女性像は、おそらく若く信心深い女性か、あるいは祈りが捧げられる女神を表しているのであろう。

作品データ
紀元前640-630年頃
パリ・ルーブル美術館原型所蔵

展示作品一覧

こちらで紹介している作品はルーブル彫刻美術館に展示されている作品の一部です。他にもたくさんの展示品がありますのでぜひ当館にてご覧下さい。

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