額入り装飾彫石版
この装飾彫石版はツタンカーメンの遺宝箱のパネルのデザインをとって製作されたものである。表面は金箔を張り、さまざまな情景と銘文で飾られている。箱の一面は、座ったツタンカーメンが王女から貢ぎ物を受けている図である。また一面は、女王が王に古代エジプトの楽器シストラムや首飾りを贈る情景や、ツタンカーメン王の持つ杯に女王が酒を注ぐところ、また花輪を王の首にかけているところやツタンカーメンが王女の持つ杯に水を注ぐなど4つの情景が描かれている。
作品データ
エジプト | 紀元前654-525年頃 |
(上)24㎝×23㎝/(下)21.8㎝×32cm | メトロポリタン美術館原型所蔵 |
展示作品一覧
こちらで紹介している作品はルーブル彫刻美術館に展示されている作品の一部です。他にもたくさんの展示品がありますのでぜひ当館にてご覧下さい。