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ロゼッタストーン

古代エジプト文明の解読にとても重要な役割を果たしたロゼッタストーン。このロゼッタストーンの発見はナポレオンのエジプト遠征によるものであった。

18世紀末イギリスと対立していたフランスは、イギリスとインドの交易を断ち切りたいと、ナポレオンに指揮を任せ
て、イギリスとインドの中継地であるエジプトを制圧しようと企てる。この遠征は軍事的なものだけではなく、エジ
プトの歴史的な情報も得ようとしていた。当時フランスの人々はエジプトには古代ギリシアに匹敵するほどの古代文
明が、存在すると信じていた。そこでナポレオンは兵士とともに多くの学者を送り込みエジプト研究所を立ち上げた。

そして様々な遺物を集め、観察と測定を行った。その中にはフランス兵がロゼッタ地方で発見した、黒色玄武岩の石
碑が含まれていた。それに記された文字はヒエログリフ、デモティック、ギリシャ文字の三種の文字であったためフ
ランスの学者たちには、研究資料として早速フランスに送ろうとした。しかしながらこの時にフランスがイギリスに
降伏したため、遺物をすべて引き渡した。

ナイル川沿いの土地を支配した文明の歴史を記した「エジプト誌」の解読はヒエログリフの理解が当時できなかった
ため、未熟であった。

しかしこのロゼッタストーンの発見により解読されることになる。多くの学者が解読に挑んだが最終的にエジプト学
の創始者として知られるフランス人ジャン・フランソワ・シャンポリオンが解読に成功した。この解読の成功により、
ミイラの作成方法を含め、エジプト文明の全貌が明らかになったのです。

エジプトへの変換を求める声もある中、現在もイギリス大英博物館に所蔵されている。

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