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なぜ、ルーブルなのに自由の女神?

自由の女神像は、アメリカ合衆国の独立100周年を記念して、フランスの歴史家である、エドゥアール・ド・ラブライエが発案し構想約20年、独立運動を支援したフランス人の募金によって贈呈され、1886年に完成しました。

作者はフランスの彫刻家フレデリク・オギュースト・バルトルディで、自由の女神像の顔は、彼の母親をモデルにしたといわれています。

また、女神の頭部にある王冠には7つの突起があります。これは7つの大陸、7つの海に自由を広げるという意味があり、自由を象徴しているといわれています。

フランスのパリにある自由の女神像は、アメリカのものと比較するとかなり小さいものですが、フランスがアメリカに自由の女神像を送ったことの返礼として、パリに住むアメリカ人たちがフランス革命100周年を記念して贈ったもので、1900年にリュクサンブール博物館に寄贈され、1906年にリュクサンブール公園内に設置されました。

当館には、パリ・リュクサンブール公園の自由の女神像の復刻作品が展示されています。

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